急な坂道駆け上ったら、今でも海が見えるでしょうか・・・
上町を歩く 3
銭湯や乾物屋、寂れた商店街など
上町は歴史がある町だけに銭湯密集地帯です。
長源寺坂を登りきった所にある「桃の湯」
安浦には姉妹湯の「第二桃の湯」もありましたが、廃業して煙突だけが残ります。
桃の湯から歩いて数分の「当世館浴場」
１０年前に入浴した記憶がありますが、昔のまんまです。
ここは鶴久保小学校向かいにある「あたり湯」
宮型の立派な作りで中には大相撲横須賀場所の写真が飾ってあります。
一昔前番台にはたしかムフフな事が…
税務署近くの立花食堂
お品書きのレパートリーが素晴らしい。
ニッポンの正しい定食屋の姿です。
「沼津屋食品」（上町２丁目）
屋号の通り沼津より越して来た。
昭和２４年開業。
花鰹、煮干などの乾物専門店。
ウチも時々買いに行く。
目の前で鰹節を削ってくれる。
鰹節の木箱は沼津時代から持ってきた年代物。
削り節の機械も年季が入っている。
外には使われなくなった削り節機械が。
池之端商店街のアーケード入り口
別名「シャッター街」と呼ばれています。
日中にも関わらず寂しいありさま。
看板は昭和テイストで良い味が出ているのですが…
この商店街から聖徳寺坂を下って行くと、埋め立て開発地の「平成町」があります。
平成町には大型店舗が林立し熾烈な競争を繰り広げています。
そう何もかもが揃う大型店へみんなクルマで出掛けてしまうようになったのです。
この池之端商店街は、「ドラックストア・ガール」（2004年2月公開）で、東京郊外の架空の田舎町「摩狭尾（まさお）町」の
「少し田舎」を再現する為の最適なロケ地として、映画の舞台にもなっています。
今度は平坂を下って下町へ行ってみましょう。
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