急な坂道駆け上ったら、今でも海が見えるでしょうか・・・
上町の近代建築 (上町を歩く 2 )
取材日が生憎の小雨で露出アンダーなのが残念です。
船津眼科（上町2-45）
昭和２年建築 （日本近代建築総覧№19160）
レリーフとステンドグラスが美しい。
日本基督教団横須賀上町教会（上町2-43）
昭和6年頃建築 （日本近代建築総覧№19213）
平成14年に国の有形文化財に登録されました。
横須賀市では唯一の国指定の文化財建築となります。
ゴシック様式のこじんまりとした教会です。
下見板張りと尖塔アーチ窓が特徴です。
教会にはめぐみ幼稚園（左側）も併設されています。
上町の丘に建っています。
東中里町内会館（上町2-45）
昭和7年頃建築 （日本近代建築総覧№19161）
上町は近代建築や看板建築が多い歴史のある町です。
小松原医院（上町3-1）
昭和6年建築 （日本近代建築総覧№19165）
白い下見板の外壁と縦長の昇降式の窓が古風な医院の雰囲気を出しています。
この交差点はよくクルマで通りますが、つい「最後の一葉」のような、
病院の窓辺で過ごす病弱な少女の某物語を思い出してしまいます。
花田眼科医院（深田台82）
上町ではありませんが小松原医院のすぐ隣には
丸窓が素敵なお医者さんがありました。
鎮守府長官官舎もすぐ傍にあります。
日本キリスト教会横須賀教会（深田台29）
1886年創立の古い教会です。
建物は昭和初期の建築ですが、改修されていてそうは見えません。
Ｔ邸
大正末期に建てられた2階建ての洋館と平屋の和館が接続しています。
住宅地図では「愛犬病院」となっていますが、もう閉じられたような雰囲気でした。
（つづく）
［上町を歩く 3 へ続く］
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