急な坂道駆け上ったら、今でも海が見えるでしょうか・・・




横須賀街道沿いの港めぐり 2


［長浦港付近］

トワイライトの長浦湾を眺める。
ヨコスカは天然の良港が幾つもあり、長浦もそのひとつである。
よって明治より軍港として栄えてきた。
現在も自衛隊、民間、海保などが使用する港である。



日本最大のサルベージ船を持つ深田サルベージのバースに置かれた巨大な「爪」
海底の残留物を引き上げるパーツだろうか。
巨大な蜘蛛のような異形が林立する風景は少し不気味である。



これが日本最大のサルベージ船 「駿河」
写真では判らぬが呆れるくらい大きい。



四連装の巨大クレーン。
宙を舞うワイヤーといい、口をポカンと開けて見上げてしまう。



海自横須賀造修新工作部。
錆ついた枠組みは海軍時代からのものだろう。
米軍に接収された後、海自の修理施設として今に至る。



日没と共に自衛艦旗を下ろす隊員。
海自艦船が集まる長浦では毎日見られる光景である。
各艦船ラッパの音と共に旗を下ろし、遠くの艦も近くの艦もピタリと全ての所作が揃う。
見ていて気持ちのいいものである。


（つづく）




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