急な坂道駆け上ったら、今でも海が見えるでしょうか・・・
旧海軍航空隊周辺を歩く 3
浦郷町周辺
数ある日産の巨大施設のひとつ、保税工場。
ここから海外に日産車が輸出され、関税の賦課が保留される。
日産の超大型キャリアー 「ネプチューン エース」
クルマと船の大きさに注目。で、デカすぎる。
上の日産保税工場の向いには、横須賀市が建設した「リサイクルプラザ Aicle」がそびえる。
チベット・ラサのお城か、はたまた天空の城ラピュタか? 見るものを圧倒する施設である。
市内で分別収集した「缶・びん・ペットボトル」、「容器包装プラスチック」等等を
選別、圧縮しリサイクル事業者に引き渡すのが主な役割。見学可。
貝山緑地に立つ「予科練誕生之地」
第十期生までが横須賀から巣立っていった。
またここは海軍航空隊発祥の地でもある。
判読できる大きさなので、是非読んで欲しい。
「海軍甲種飛行予科練習生 鎮魂之碑」
(碑文より抜粋)
太平洋戦争の激化に伴い最終の第十六期生まで十三万九千七百二十名もの青少年達が、国を護るために各地の航空隊の門をくぐった。しかし戦局の悪化により大空の果て、海原の底に散った甲飛の御霊は、実に六千七百七十八柱にのぼる。その中の一人は次の歌を残して散華した。
血潮もて茜と染むも悔ゆるなし 雲の墓標の空の御楯は
今の日本の繁栄と平和が、祖国の未来を信じて戦った若者達の
屍の上にあることを忘れてはならない。
黙祷を奉げ貝山を去った。
(了)
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