急な坂道駆け上ったら、今でも海が見えるでしょうか・・・




ゆっくりと時間が流れる町 「逸見」 3
谷戸と古い商店街が残る町



今度は中央商店街より路地裏に入ってみます。
食堂「一福」
こういう味のある食堂って、いいなぁ、と思うのは私だけですか?



旅館「逸見館」
恐らく海軍さん時代から、ずっと続いていると思われます。

[追記]
今も営業を続けています。創業から１００年以上が経っています。
素泊まりで3800円。
行商の方や富山の薬売りの方が主なお得意さんのようです。
玄関に見えるスーパーカブも富山の薬売りの方が、横須賀をまわる為に置いている物です。
小杉町というナンバープレートが付いていましたから、
やはり富山県射水郡小杉町のカブのようです。
たたきには地下防空壕に続く階段が見え、
戦時中は実際に空襲警報が鳴れば地下壕へと避難したそうです。



格子窓が美しい。
戦前は各地から集まった軍人さんの宿泊が多かったのでしょう。
この路地裏にも様々なドラマがあったに違いありません。



「逸見館」前に立つ木の電柱。
もちろん現役です。
下に「クリーンよこすか」と表記があるものは、２０数年前の横山市長時代のもの。



路地裏の京染のお店。
逸見はこんな個人商店が多いのが特徴。
上の木製電柱が左に見える。
変電機をちゃんと支えられるのかな。（曲がっているような…）



路地裏の八百屋さん。
小さな商店が寄り添うように続いています。



古い商店。
確か聞き云てでは逸見で最も古くから、お店（酒屋）を開いていたとの事です。
この路地の手前に昔は「喜久の湯」がありました。
逸見はかつて市内有数の銭湯密集地帯でした。
谷戸に３軒、道路沿いに２〜３軒もの銭湯がありました。
しかし今は谷戸の一軒を残すのみとなりました。




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