北炭夕張炭鉱 大新坑編 2
山奥の大新坑より遊園地に戻ってきた。
ここでは一鉱と二鉱の坑口を紹介。

北上坑の坑口群。これは遊園地駐車場側のもの。 大新坑編1で紹介した坑口は、この山の裏側から 貫通している。	千歳坑。夕張炭鉱で最も古い坑口だが、 保護も保存もされておらず放置。 文化的認識の低さが、夕張の特徴である。
丁末坑。 上記北上坑や千歳坑などが集中するのが 遊園地駐車場付近。	石狩坑の坑口。遊園地内に多数存在する。 一般の人が一番目に付きやすい坑口。 こうして見ると鉱業所内に遊園地を 造ったことが良くわかる。

番外編〜福住周辺と遊園地


福住人車跡。
トンネルでは何やら工事を行っていて立ち入れなかった。





人車線を下から眺める。
人々を標高500メートルの町まで運んでいたケーブルカー
びっしりと並んでいた炭住は既になく、夢の跡。





花とシネマのドリームランド跡に残る模造戦車。
人車線の終点あたりにポツンと置いてある。
映画の撮影用に作られたらしいが、帝国陸軍にこのような戦車は存在しないらしい。


（当時のブログより）
夕張の山奥から生還し、何でもありの遊園地に戻る。こんなのまで置いてある。
この散漫な節操のなさはなんだろう。
日本の高度成長を支えた炭鉱とこの遊園地。炭鉱遺産を見て来た後だと、尚更繋がらない





湯水のように無駄金を浪費し続けた遊園地一帯を後にする。
せめて歴史的価値のある石炭博物館だけでも
存続してほしいと願う。


（了）




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