JMSDF 体験航海 3



波立つ艦首に前方直視の自衛官
「息子よ、この姿（艦）をよく覚えておくのだ！」（by 宇宙戦艦ヤマト）



楽しかった時間もあっという間に過ぎて
ラッパと共に「入港よーい！」の艦内放送が入ると皆慌しく作業に入る。



入港は飛行機の着陸と同様に大事故にも繋がりやすく非常に神経を使う。
行き交う船舶、操業中の漁船や無思慮に横切るレジャーボート等、障害となるものは多い。
海士が測距儀を用いて錨地までの距離を報告する。
「にーてん、ろくまる！（260メートル）」



いよいよ横付け。艦長もウイングに出て指揮を取る。



無事入港。後姿にも緊張が解れたのがわかる。
右の椅子は艦長席。左側対面には指令の席が用意される。
シートカバーの色は階級により色分けされている。
赤と青は二佐で赤は一佐、青は三佐となる。



行きとは逆にアタマから突っ込み「はるさめ」「おおなみ」の順で『メザシ』となる。
左に見えるのはDD101「むらさめ」、DD105「いなづま」、DDG171「はたかぜ」なども停泊中。



いつも感じることだが、自衛官はみな礼儀正しく、誠実でとても澄んだ綺麗な目をしている。
自衛官に接すると、きっと自衛隊に対する認識が変わるはずである。
これからも日本の海を護ってください！！

（了）





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