ちはやに艦載される深海救難艇（ＤＳＲＶ）最大救助人員12名。
これで沈没潜水艦との間を何往復もして人命救助にあたる。
ちなみに「ちはや」はハワイ沖で沈没した漁業実習船「えひめ丸」の引き上げを支援しており
遺品捜索のためこの搭載艇は百数十回の潜航を行っている。



船体はチタン合金で出来ており、潜行深度は潜水艦同様軍機により秘密。



（左）再圧室・減圧室。飽和潜水や大気圧潜水服によるレスキューダイバーの大深度潜水作業にも対応できる。
（右）水圧の凄さを物語るカップラーメンのサンプル。右端が水深400メートル。



後ろを振り返ると掃海母艦「うらが」、試験艦「あすか」、訓練支援艦「てんりゅう」と続き
観閲付属部隊の隊列も整ってきている。ちはやの艦内を見て回っていると、
いよいよ観閲式の時間が迫ってきた。



ヒトフタヒトフタ（12：12）より艦艇の観閲が開始される。
受閲艦隊部隊の「たちかぜ」を先頭に護衛艦、潜水艦などの計22隻からなる艦隊が、
一列縦隊で航行し順次観閲を受ける。判りにくいですが、一番奥が観閲艦隊部隊、真中が受閲艦隊部隊
私が乗艦している手前が観閲艦隊付属部隊となり、計三列縦隊の壮大な航行シーンが展開される。



受閲艦隊部隊「あさかぜ」と観閲艦隊部隊「さわぎり」の交換シーン
観閲艦隊部隊に向けて艦首で敬礼をする自衛官が直立不動で立つ。



ＤＤＧ 172 「しまかぜ」の雄姿。
しまかぜはまもなく退役、これが最後の晴れ舞台である。



輸送艦「しもきた」 基準排水量8900ｔ
ＬＣＡＣを収容可能。



潜水艦も浮上し観閲を受ける。



交錯し合いやがて離れ行く受閲艦隊部隊。
自衛隊艦隊のシーパワーを実感できた。




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