急な坂道駆け上ったら、今でも海が見えるでしょうか・・・




汐入を歩く 2 (古建築・看板建築・近代建築 等)

老舗の立川紙店（文具店）
ダイエーのエントランスデッキから見ると
蔵と切妻屋根が重厚な日本家屋であることが判る。



ところどころ肩身が狭いように戦前の建築物が残る。
ここもいずれ壊されてビルが建つだろう。

　新井閣旅館の跡地にはマンションとファミレスが建ち、横須賀造船所の跡地はショッパーズプラザ「ダイエー」の巨大な山が横たわる。EMクラブ（旧海軍下士官集会所）は取り壊され、横須賀芸術劇場とスカプリ（横須賀プリンス）に変わった。（写真下）
　軍都横須賀の中心部であるこの汐入周辺は、戦後最も変化を遂げた地区かもしれない。まだ子供だった時分の長閑な汐入公園や子供心に巨大に感じたEMクラブやガントリークレーンの懐かしい風景が、脳裏に浮かんでくる。
　現在当時を偲べるものは、風景のごく一部を切り取って見ることでしか得られない、僅かに残る建築物に過ぎない。

モルタルにペンキ塗りの看板は今時見なくなった。
古いヨコスカの残像と現代の対比。



三丁目の将棋道場。
80年代までは近くに銭湯もあった。
ひとっ風呂浴びて将棋を指すなんて粋ではないか。



長源寺坂付近の古びた階段。
横須賀は階段の町。
登らなければ行けない家々が沢山ある。




次は長源寺坂を登って上町に出てみましょう。




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