〜るりのやまたび〜




風   物
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 会津には蔵が多い。その周りには秋を告げる秋桜が咲き乱れていた。
 沼沢湖畔近くの集落にて。夏と秋の草花が儚い時を競うかのように咲いていた。
 村はずれのお堂の前には蕎麦の花畑が。会津は減反後の奨励作物として、蕎麦を作る農家が多い。
 もう少し黄色くなれば収穫の時。瑞穂を見ると懐かしくなりほっとする。
 過ぎゆく夏を愁うかのようにさみしげなひまわりがポツリと立つ。
 オープンで走ると視界に色々な風景が飛び込んでくる。手を伸ばせば届きそうなくらいだ。



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