長崎県南松浦郡若松町立
桐古小学校 (廃校) 2
明治７年民家借用校舎にて授業開始。
昭和８年若松村立宿之浦尋常小学校分教場となる。
昭和１６年若松村立第二国民学校桐古（キリフル）分教場と改称。
昭和２２年若松村立桐古小学校として独立。
昭和２８年校地拡張、新校舎落成。
昭和３１年若松町立桐古小学校と改称。
平成１３年廃校。児童数４２名。



古い木造校舎のトイレは外付け。
薄暗く独特の波動を放っている。
トイレの花子さん伝説が生まれるのもうなづける。



音楽室。
時を止めたまま窓からの日差しを受けたオルガンが並んでいた。



「マリヤの鐘は」というくだりが、隠れキリシタンの島であることを象徴。
厳しい弾圧の中守り続けた深い信仰心が感じられる。



廃校から２年・・・
統合先の小学校で子供たちは元気にやっているのだろうか。



黒板の寄せ書き。
卒業と同時に廃校になるなんて卒業生の心境は複雑だろう。


（了）




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