横瀬町
芦ヶ久保小入山分校（廃校）
昭和27年開校。昭和41年の廃校後、入山公会堂として活用。
昭和57年に開通した「正丸トンネル」（国道299号線）の交通用地として
敷地建物総てその姿を残さず壊滅する。
現在は当時を偲ぶ校門と記念碑が、トンネル脇にひっそりとたたずんでいる。



分教場の設置を切望し、ようやく叶うも十数年で廃校となる。
せめて門柱だけでも移設保存させた地域住民の想いが伝わってくる。



江戸時代に秩父絹を運ぶ道だった正丸峠。
昭和13年に伊豆ケ岳を越える峠道が造られ、
そしてこの正丸トンネル開削の為、分校は消滅した。
分校は消えたが秩父への交通はとても便利なものとなった。






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